前提条件
- Ubuntu 24.04 LTS がインストール済みであること
sudo権限を持つユーザーでログインしていること- インターネット接続があること
- Anthropic / OpenAI / Google 等のLLMプロバイダーの APIキーを取得済みであること
ステップ 1: システムの更新
sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade -y
ステップ 2: ビルドツールのインストール
OpenClaw のインストールスクリプトが内部で使用するビルドツールを事前にインストールします。
sudo apt-get install -y build-essential python3 make g++ cmake
| パッケージ | 用途 |
|---|---|
build-essential | gcc/g++ 等のコンパイラ群 |
python3 | ビルドスクリプトの実行 |
make | ビルドシステム |
g++ | C++ コンパイラ |
cmake | クロスプラットフォームビルド管理 |
ステップ 3: Node.js のインストール
Node.js v24 を NodeSource リポジトリ経由でインストールします。
curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_24.x | sudo -E bash -
sudo apt-get install -y nodejs
インストールの確認:
node --version # v24.x.x と表示されること
npm --version
ステップ 4: npm グローバルインストールのパーミッション設定
sudo なしでグローバルパッケージをインストールできるよう設定します。
npm config set prefix "$HOME/.npm-global"
echo 'export PATH="$HOME/.npm-global/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
ステップ 5: OpenClaw のインストール
curl -fsSL https://openclaw.ai/install.sh | bash
インストールの確認:
openclaw --version
ステップ 6: オンボーディング
モデルプロバイダーの選択・APIキーの設定・Gatewayのデーモン登録を行います。
openclaw onboard --install-daemon
対話形式で以下を設定します。
- LLMプロバイダーの選択(Anthropic / OpenAI / Google / ローカルモデル)
- APIキーの入力
- Gatewayの設定
ステップ 7: Gateway の状態確認
openclaw gateway status
ポート 18789 でリッスンしていることを確認します。
ステップ 8: ダッシュボードの起動と動作確認
openclaw dashboard
ブラウザが開いたら、チャット欄からメッセージを送信してAIからの応答が返ることを確認します。
環境変数(オプション)
デフォルトのパスを変更したい場合、~/.bashrc に追記します。
export OPENCLAW_HOME="/path/to/custom/home"
export OPENCLAW_STATE_DIR="/path/to/state"
export OPENCLAW_CONFIG_PATH="/path/to/config"
設定後は忘れずに反映してください。
source ~/.bashrc
トラブルシューティング
openclaw: command not found と表示される
PATH が反映されていない可能性があります。
source ~/.bashrc
それでも解決しない場合、インストール先を確認してください。
ls ~/.npm-global/bin/openclaw
Gateway が起動しない
ポート 18789 が他のプロセスに使用されていないか確認します。
sudo ss -tlnp | grep 18789
ビルドエラーが発生する
ビルドツールが正しくインストールされているか確認します。
gcc --version
cmake --version
python3 --version