Ubuntu Server から外部の SMB シェア(192.168.1.xxx/Share)にアクセスするために必要な手順をまとめました。
Windows の共有フォルダや NAS を Ubuntu にマウントするには、CIFS ユーティリティ パッケージが必要になります。
1. 必要パッケージのインストール
まず、SMB プロトコルを扱うためのクライアントツールをインストールします。
sudo apt update
sudo apt install cifs-utils -y
sudo apt install smbclient -y
2. マウントポイント(フォルダ)の作成
外部シェアを Ubuntu 上のどこに表示させるかを決め、そのための空フォルダを作成します。一般的には /mnt や /media の下に作成します。
sudo mkdir -p /mnt/share
3. 手動でのテストマウント
まずは正しく接続できるか、コマンドで直接試してみます。
※ username はアクセス先の共有フォルダのユーザー名に置き換えてください。
sudo mount -t cifs //192.168.1.xxx/Share /mnt/share -o username=YOUR_USER,iocharset=utf8
コマンド実行後にパスワードを求められます。エラーが出ずに完了し、ls /mnt/share で中身が見えれば成功です。
4. 自動マウントの設定(永続化)
サーバーを再起動するたびに手動でコマンドを打つのは大変なため、/etc/fstab に設定を書き込みます。
① 認証ファイルの作成
セキュリティのため、パスワードを直接設定ファイルに書かず、専用の隠しファイルを作成します。
sudo nano /etc/.smbcredentials
ファイルの内容:
username=YOUR_USER
password=YOUR_PASSWORD
ファイルの権限を制限します:
sudo chmod 600 /etc/.smbcredentials
② fstab の編集
sudo nano /etc/fstab
末尾に以下の 1 行を追加します。
//192.168.1.xxx/Share /mnt/share cifs credentials=/etc/.smbcredentials,iocharset=utf8,uid=1000,gid=1000 0 0
- uid/gid: Ubuntu 側の一般ユーザー(通常は 1000)で書き込み権限を持たせるための設定です。
③ 反映テスト
sudo mount -a
これでエラーが出なければ、次回起動時からも自動的に /mnt/share に接続されます。
トラブルシュートのヒント
- 権限エラー: アクセス先のフォルダで、そのユーザーに「読み取り/書き込み」権限があるか確認してください。
- ネットワーク: サーバーから
ping 192.168.1.xxxが通るか確認してください。
- バージョン: もし古い NAS などで繋がらない場合は、オプションに
,vers=2.0や,vers=1.0を追加する必要がある場合があります(最新の Windows/Ubuntu 間であれば不要です)。
今のところ、アクセス先の共有フォルダ側にユーザー名やパスワードは設定されていますか?(匿名アクセスが必要な場合は設定が少し変わります)